敬語・言葉遣い-新入社員研修-

ビジネスをする上では、正しい日本語を使いこなせる必要があります。特に敬語や言葉遣いは、正しく使えていることで、相手が抱くイメージも良くなると言えます。しかしきちんとした敬語や言葉遣いができていると自信を持って言える社会人は、意外に少ないのではないでしょうか。セールスアカデミーでは、新入社員研修の中で、敬語・言葉遣いについてもしっかりと取り扱うことで、きちんとした言葉遣いができるビジネスパーソンになっていただきます。

■カリキュラム

Ⅰ.好感の持たれる言葉遣い

好感の持たれる言葉遣いとはどのようなものかを改めて考えていただきます。相手から良い印象を持たれるためには、敬語をしっかりと使える必要があります。ここでは、意外と多くの人が使い分けられていない尊敬語、謙譲語、丁寧語の基本について学ぶと共に、ビジネスの場で役立つ言い回しを知っていただきます。配属後すぐに好感の持たれる言葉遣いができるような状態になることを目指します。

Ⅱ.ビジネスシーンでよく使う敬語を確認

ビジネスシーンで頻繁に使う敬語を知っていただきます。一見正しく見えても実は間違っている二重敬語や過剰敬語、敬語の誤用や間違った言葉遣いについても理解していただきます。その他、アルバイトを多くしていた人が使いがちなバイト敬語や若者敬語等についても知ることで、本来ビジネスで使うべき正しい敬語を理解することができます。

■カリキュラム詳細

■敬語・言葉遣いー新入社員研修ー

 

Ⅰ.好感の持たれる言葉遣い

1.コミュニケーションのメカニズム

2.好感の持たれる言葉遣い

3.敬語の種類と働き

・尊敬語(「いらっしゃる・おっしゃる」型)・謙譲語(「伺う・申し上げる」型)

・謙譲語(丁重語)(「参る・申す」型)・丁寧語(「です・ます」型)・美化語(「お酒・お料理」型」 

4.覚えて役立つ言い回し~ビジネス敬語の決まりごと~

・社外の人と話すときはすべて敬語を使う

・社外の人と話す時は、自社の者に関しては(たとえ上司であっても)尊敬語を使わない

・社内で、他社について話をする時は敬語を使う

・社内では、上司や先輩には敬語を使い、同僚には丁寧語を使う

・家族や身内のことを言うとき、敬語は使わない

 

Ⅱ.ビジネスシーンでよく使う敬語を確認

1.敬語の適切な選び方

・二重敬語や過剰敬語 ・敬語の誤用

2.最近見かける間違った言葉遣い

・「お(ご)~できる/できない」を尊敬語のように使う

・余計な「して」を使ってしまっている

・「お(ご)~(さ)せていただく」の使い方

・若者敬語/バイト敬語

3.その他、様々なシーンでの言葉遣い

 

※常にプログラムの改良を行っているため、内容は若干変更になる可能性があります。

■受講者の声

・本日の研修を通して、これまで自分が使っていた言葉遣いが、どれだけ間違っていたのかを気づかせていただきました。どれだけ明るく元気な挨拶でスタートしたとしても、その後の会話の中で正しい言葉遣いができていなかったら、信頼関係は構築できるはずがないので、関係作りの基礎である挨拶と言葉遣いを改めて見直して、習得していかなければならないと思いました。

 

・敬語はビジネスパーソンとして必須事項であり、敬語が正しくできているか否かで、できるビジネスパーソンかどうかを判断される材料にもなっていると学んだ。

 

・敬語は、インプットとアウトプットの繰り返しだと思うので、日々意識してどんどん使っていきたい。バイト敬語など、誤った敬語を覚えてしまっている部分もたくさんあったので、改善、そしてアップデートしていく。接遇用語は言い慣れないものや、聞き慣れないものもあったため、同期同士で問題を出し合うなど、身体で覚えるようにしていきたい。間違って使っている敬語の表現があれば、互いに指摘し、正し合っていく。相手先に自分の上司を紹介する際など、誰にどの立場で敬語を使うのかという判断や切り替えが難しいと感じたので、繰り返し練習を重ねていきたい。

 

・まず言葉遣いについては、研修の中で何度もディスカッションをする機会をいただいているので、その中で受講者同士でお互いにアドバイスしたり、注意し合っていこうと思います。またプレゼンをする場面でも、内容だけでなく、話し方や言葉遣いにも気を配り、アドバイスしていきたいと思います。言葉遣いや挨拶について、日頃から何気なくできるレベルにまで上げていくことで、延長線上にプラスαとして、明るいトーンや笑顔、そして情熱のある話し方にも繋げていけると思います。どんどん実践し、レベルを向上させていきたいと思います。

 

・敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分け)を学び、自分が将来どんな風に見られたいのかを考えることができた。また自分は敬語が苦手で使い慣れていないと気がつくことができたからこそ、明日から意識的に正しく使い、周りの人と注意し合いながら身につけていきたい。プロのビジネスマンとして、今から心がけて練習しようと思った。

 

・言葉遣いについては、前提として「笑顔」や「明るい挨拶」を忘れないように心がけることが大切であると学びました。その上で、上司や先輩に対する尊敬語、自分の行為に使う謙譲語の区別は、現場に配属されてからも特にしっかりと実行していきたいと思います。間違って覚えている言葉も多かったため、覚え直すことが多く、大変勉強になりました。

 

・言葉遣いに関して、まだまだ覚えきれておらず、このままでは周囲の人に迷惑をかける可能性があるため、家族や友人にも尊敬語・謙譲語で話してみるゲームを通して、体に染みつくようにしていきたいと思います。

 

・今日教えていただいた中で、最も苦手とする項目が言葉遣いでした。尊敬語、謙譲語、丁寧語は、正直なところ、これまで理解できていなかった言葉の方が多かったです。しかし日頃から使う言葉なので、日々の取り組みの中で改善し、習慣にしていきます。まずは実際に話すことで覚えていきます。これまで笑顔や話し方、トーンなどで言葉遣いをカバーしていたところがあるので、その武器も伸ばしつつ、言葉遣いについても、新しい武器にしたいと思います。

 

・本日の研修で最も感じたのは、敬語を使うことは非常に難しく、自分自身が全く使えていなかったということ。これから毎日敬語を意識して使い、将来的に正しい敬語を無意識で使えるようにならなければならない。これからは、敬語を正しく使い、間違っているかもしれないと思ったらすぐに調べて復習をし、正しい敬語を定着させたいと思う。 

 

・少しの言い間違いで、間違った表現になってしまうという点を再認識できたと共に、「若者敬語」という概念があることを知りました。自分が使っていることに気がついたら、すぐに直すべき言葉だと思いました。今流行っている言葉だからといって、簡単に若者言葉を使わないよう意識したいと思います。また本を読むときも、言葉の勉強だと思いながら読むようにしたいと思います。

 

・今回は目上の方とのコミュニケーションが中心のように感じましたが、それ以外の方(同僚、後輩等)とのコミュニケーションを円滑に行う方法に関してのテーマがありましたら受講してみたいと考えました。

 

・学んだこととして、第一印象の重要性、挨拶の徹底、身だしなみ、敬語・言葉遣い、電話対応の基本、Eメール作成時のポイントについて実践的に理解を深めることが出来ました。中でも電話対応、Eメールの作成時、社内、社外の人達と円滑にコミュニケーションを取る為には、敬語や言葉遣いを1早くマスターすることが大切であると感じました。

 

・明るい笑顔での挨拶すること、話すことは、自分から行なうことが大切だと学びました。気持ちよく自分から行なうことで、相手から返ってくるように振る舞うことが、どのようなときでもどのような立場でも必要であると感じました。また、笑顔や振る舞いに加えて、声のトーンで大きく印象が変わることを学びました。

 

・挨拶は、相手に対する礼儀であり、感謝の気持ちを表現するものだと学びました。

それを受けて、私は新入社員として何ができるのか考えた時、会社の中で誰よりも正しい姿勢で大きな声で挨拶をする。今はそれしかないのかと感じました。

 

言葉遣いで、「〜のほう」「〜から」「〜なります」といった間違った言葉を友人と話すときや、アルバイトの時など、日頃から無意識に使っていると気づき、この言葉遣いを直したい。

 そのために、5月末までの研修が終わるまでに、友人や同期、人事の方々や、次の研修先でお世話になる社員さんなどと話す際に、クッション言葉を用いながら、文章にして正しい言葉遣いで話すことを実践する

 

・敬語に関しては全然できていなかったので非常に勉強になりました。今回学んだことで、今までこういう時どんな言葉を使えばいいんだろうとあいまいになっていた部分がクリアになりました。

 

・学んだお辞儀や敬語の使い方、クッション言葉などをまずは身近な人に練習して実力をつけていきたいと思いました。また、日常的に自分の言葉遣いについても改めて、社会人らしい言葉遣いを日頃から行っていきたいと思います。

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