マナー五原則-新入社員研修-

マナーはなんのために必要なものでしょうか。その答えは「相手とより良い関係を構築するため」と言えます。本テーマでは、社会人として必要なマナー五原則をお伝えします。表情=笑顔、身だしなみ、あいさつ、言葉遣い、態度。これら5つについて学ぶことで、最低限のビジネスマナーを習得していただきます。

■カリキュラム

Ⅰ.マナーとは?

どんな仕事をする上でも大切になってくるマナー。マナーが大切な理由は、「相手とより良い関係を構築するため」と言うことができます。ここではまず、なぜマナーが大切なのか、マナーの心得について学んでいただきます。このあたりの重要性をしっかりと理解することで、その後のパートで学ぶマナーの「型」をしっかりと身につけることができます。逆に言うと、マナーの大切さをわからないままいくら「型」を学んでも、社会人として必要なマナーを身につけることはできません。そのため当プログラムにおいても非常に重要なパートとなります。

Ⅱ.第一印象の重要性

営業を行う上で、また社内外の人と関わる上で、第一印象を良くすることはとても重要です。逆に言うと第一印象が悪いだけで、その後の仕事がやりにくくなったり、思うように成果が出なくなったりしてしまうこともあります。このパートでは、第一印象の重要性について、データを活用しながらお伝えすることで、第一印象を良くするだけで、自身にとっても、会社にとっても大きなメリットがあることに気づいていただきます。

Ⅲ.好感をもたれる「マナー五原則」

相手から好感を持ってもらうために必要なマナー五原則を学んでいただきます。表情(笑顔)、身だしなみ、あいさつ、言葉遣い、態度について、しっかりと時間をかけてお伝えします。ただ講義を聞いただけではなかなか身につかない内容であるため、ペアワークやグループワークを多く行い、その場で体得していただきます。

 

【笑顔=表情】

同じ言葉を発する場合でも、笑顔で伝えるのか、真顔で伝えるのかによって、相手が受け取る印象はまったく異なります。そんな笑顔の効果について認識していただきます。

 

【身だしなみ】

おしゃれと身だしなみは何が違うのか、身だしなみのポイントは何かを学びます。自身の身だしなみをチェックしながら、どのような身だしなみをすべきかを学んでいただきます。

 

【あいさつ】

あいさつはなぜ必要なのかをしっかりと理解した上で、好感が持てる挨拶のポイントや、お辞儀の角度等についても学んでいただきます。学んだことがその場で身につくよう、ペアワークを交えて練習していただきます。

 

【言葉遣い】

長く社会人を続けている人でも、敬語がきちんと使えていないという人は意外と多くいます。多くの人は、間違ったことに気がつかないまま使い続けているのです。ここでは、尊敬語、謙譲語、丁寧語についてしっかりと学び、あるべき言葉遣いを理解していただきます。また相手への配慮を示す言葉であるクッション言葉についても取り扱うことで、相手へのお願いの仕方や断る場合の言い回しについても学んでいただきます。

 

【態度】

働く上では、社内・社外共に多くの人と接することになります。そういった多くの人と良好なコミュニケーションを築く上でも、あるべき「態度」を取ることが不可欠です。ここではそんな「態度」の重要性について改めて学んでいただきます。

■カリキュラム詳細

■マナー5原則ー新入社員研修ー

 

マナーとは?

1.マナーの心得

2.マナー五原則とは

・表情=笑顔、身だしなみ、あいさつ、言葉遣い、態度

 

Ⅱ.第一印象の重要性

~「もう一度会いたい」と思われるために

1.第一印象とは?

2.第一印象の構成要素

※第一印象は○○以内で決まる 

 

Ⅲ.好感をもたれる「マナー五原則」

1.表情=笑顔

・笑顔の効果

2.身だしなみ

・おしゃれと身だしなみの違い ・身だしなみのポイント ・セルフチェック

3.あいさつ

・なぜ、あいさつが必要なのか? ・好感がもてる挨拶のポイント ・お辞儀の種類と言葉

4.言葉遣い

・正しい敬語を身につけて使い分ける ・敬語の量と質 ・クッション言葉

5.態度

・良好なコミュニケーションを築くために必要な三要素 ・名刺交換

 

※常にプログラムの改良を行っているため、内容は若干変更になる可能性があります。

■受講者の声

・ビジネスマナーとは、一般常識だから身につけるものだと思っていたが、ビジネス面で関係を構築するための第一歩であり、基盤だということを学んだ。またマナーとは礼儀であり、礼儀=心:形 このバランスが重要であると気づいた。

 

・第一印象に関して、平均30秒でその人に対する好き嫌いが決まるということを知り、改めて挨拶、表情、身だしなみといった視覚的要素の影響の大きさを知った。また笑顔にはやる気を起こさせるパワーがあるということ、笑顔でいることにより笑顔が連鎖する、つまりやる気も連鎖すると言えると学び、笑顔が溢れる会社には、やる気も満ちているということに気がつくことができた。

 

・ビジネスパーソンとしての第一印象の重要性を実感しました。自分の見た目や態度が、相手から抱かれる印象、そして会社へのイメージに直結していくという重みをしっかりと認識し、細部に至るまで、身だしなみや第一印象にこだわっていきます。また自分だけの主観的な意見だけでなく、周囲の人にも、日頃から自分のことを評価してもらいにいくことで、客観的な意見を自分の中に取り入れ、表現していきたいと思いました。

 

・本日の研修を通して、まずビジネスマナーとは何かを学んだ。マナーとは、礼儀であり心の形である、そして相手を敬い、不快にさせず、相手の立場になって考えることが重要であることを学んだ。そして私はマナー五原則(表情=笑顔、身だしなみ、挨拶、言葉遣い、態度)の中で、笑顔について最も自信を持っていること、言葉遣いに苦手意識があることに気づいた。

 

・研修を受講していて特に意外に思ったのが、「努力をアピールすることも大切」ということであった。私は努力は人に見せてアピールするものではなく、隠れてするものと思っていたので、衝撃を受けた。そして笑顔は人を自然とやる気にさせるということを学んだ。

 

・今後常にマナーとは何かを意識的に考え、相手への尊敬、感謝を伝える手段の一つとしても、しっかりと身につけていきたい。笑顔が自分自身、そして人をやる気にさせることを学んだ今、常に笑顔でいることを心がけ、周りにも明るく接していこうと思う。そして努力をアピールすることもときには必要と教わった今、自分の熱意を周りに伝えようとする努力もしていきたい。

 

・本日は、名刺交換や挨拶等も含め、様々な基本マナーを学び、とても勉強になりました。様々なことを教えていただき、ありがとうございました!

 

・第一印象について、表情、身だしなみなどの視覚情報によって、その人の印象が決まるということを学びました。営業職になる自分としては、相手に与える「印象」にも気を配り、より良い印象を与えることが、仕事をする上で大切であると気づきました。

 

・第一印象について、声のトーンを少し上げて話すことで、明るくさわやかな印象になるとアドバイスをいただいたので、すぐに実践したいと思います。現場では、上司や先輩方に対して不快な思いをさせず、仕事を振っていただけるよう、良い印象を持っていただくことを意識したいと思います。特に上司や、社長、役員の方等の目上の方に対しては、尊敬語、謙譲語、丁寧語をちゃんと使い分けて話ができるよう行動に移して、体で覚えさせていきたいと思います。

 

・第一印象や言葉遣いを意識することで、相手に与える印象が変わり、元気で明るい社員と思ってもらいやすいと学びました。すぐに行動に移し、周りから「変わった」と思ってもらえるように努力します。

 

・礼儀は、心の形を表すと学んだ。心で思ったことを形で表すことができて初めて礼儀になる。礼儀の目的は、相手とより良い関係を構築することである。その目的を達成するために、以下の3点を心得ることが重要だと理解した。1つ目は、相手を敬うこと。相手を敬うことで、相手からの信頼として返ってくる。2つ目は、相手を不快な気持ちにさせないこと。人に好感を与えることで、人が集まってきたり、仕事を得ることができ、情報も集まってくる。3つ目は、相手の立場に立って考えること。たとえできないことであっても、「できません」という言葉は発してはいけない。相手の立場に立って、相手がほしい情報を考える。そして困ったときには相談することが大切であること、相手からの期待に期待以上で応えることが重要であると学ぶことができた。

 

・社会人は、陰で努力をするのではなく、見せる努力をすることで、信頼を構築していくことができると学んだ。また何かしらの気持ちを持ったときには、相手に伝えなければ、良いことであっても損をすることにもなり得ると気づいた。そのため上司に何かをしてもらった際には、必ず感謝の気持ちを言葉と態度で精一杯伝えるように意識したい。

 

・第一印象を良くすることを意識したいと思った。第一印象を良くするために、表情・身だしなみ・動作を変えていきたい。表情は、笑顔で明るく、身だしなみは、年齢問わず好感と信頼性を持ってもらえるように。語尾を伸ばさず動作はきびきびと。以上の点を意識したい。30秒で決まる第一印象を磨いて、お客様やこれから関わる人に良い印象を持ってもらえるようにしていきたい。

 

・マナーの心得で重要なことは、相手を不快にさせないことだと学んだ。相手を不快にさせない人は、身だしなみ、表情、言葉遣い、ハキハキとした行動等ができていて、自然と人が集まってくる。人が集まると、仕事を多くもらえて、有益な情報がたくさんいただけると学ぶことができた。

 

・第一印象の大切さを理解できた。第一印象は、平均30秒以内で決まってしまうということ、第一印象で与えた印象は、相手の中に残り、そこからの評価になるため、上書きも難しいということを知ることができた。第一印象を意識し、身だしなみ、コミュニケーションなどに気を遣っていきたい。

 

・笑顔の大切さを感じた。笑顔は周りの人に明るい人と見られるだけではない。周りの雰囲気を明るくし、自分自身が明るくなり、ドーパミンも出てやる気が出るといった良いことしかない。常に笑顔を大切にし、周りにポジティブさを発信し、自分の周りの人が明るくなるくらいの笑顔を発信する。笑顔から、次第に良い笑顔にしていきたい。そして自分の長所・短所を分析し、自分の将来像に向けて、どう成長していくかも考え、毎日努力していきたいと思う。

 

・講師の方が、「マナーは根っこの部分であり、まだ稼ぐことのできない新入社員ができる数少ないことの一つである」とおっしゃっていました。私自身、マナーについてはまだまだできていない部分が多くありますが、しっかりと復習をし、使えるように致します。

 

・マナーとは人と人が接する上での感謝や思いやりをもった振る舞いである。そして、表情や身だしなみ、挨拶、言葉遣いなどは他社から印象を決定づける重要な要因であることを学んだ。

 

・今後は、笑顔を忘れないように意識することで、マスクから上の目や眉のみで笑顔が相手に伝わるようにしたいです。言葉遣いの面では使わない言葉が多くスラスラと出てこないことが多いと感じましたので、日頃から尊敬語や謙譲語を使用し、どんな場面でもスラスラ話すことができるようにします。

 

・「ネガティブなときこそ笑顔」という言葉か一番印象に残っている。入社式から今日に至るまでの研修でも沢山笑顔について言われてきた。笑顔についての大切さは充分分かっていたはずだか、ネガティブ思考になったときこそ、笑顔の力か発揮されると思った。実際に笑顔になることで、脳に流れる血液がマイナス3度になるとも言われており、冷静になることができる。今後傷つくことや、ミスを起こすなど、ネガティブ感情になっても、とにかく笑顔でさえいれば必ず良い方向に進むと思うので、学んだことを活かしていきたい。

 

・マナーが非常に重要であると理解できた為、「マナーを知らなかった」では済まさないよう、これから覚えていきたい。また日常的に挨拶、身だしなみを意識して行動し、自然とできるようにして

いく。

 

・社会人では、全てが「時間=マネー」ということを考えなければならないということです。

特にビジネスにおけるメール、電話のやり取りです。

昨日の報告、連絡、相談の際も同様でしたが、相手の労力を最小限に抑えられる創意工夫をしなくてはならないところです。

 

・初めて名刺交換を行ったが正直、全くやり方がわからなかった。今日、実際にお客様やお取引先に渡すイメージを持ちながら行いある程度理解したが、本番は緊張することもあると思うのでたくさん練習していきたい。

 

・第一印象の重要性の他、名刺交換について学び、ディスカッションでは何人かの方と名刺交換をすることで名刺交換のノウハウについて実践を交えて学びを得ました。

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