来客・訪問のマナー-新入社員研修-

社会人になると、他の企業を訪問したり、また自社にいらしたお客様の応対をしたりする場面が多くあります。そのような場面で間違った対応をしてしまうと、相手からの信頼を失いかねません。逆にここで良い応対をするだけで、自分自身、そして自社の印象が良くなる場合があります。この研修では、来客時又は訪問時に、相手から信頼をしてもらえるようなあるべきマナーを学んでいただきます。

■カリキュラム

Ⅰ.訪問のマナー

営業職の方であれば、毎日のようにお客様先を訪問する機会があります。またそれ以外の職種の方でも、上司や先輩と共に、または一人で他の企業を訪問するケースもあるかと思います。この項目では、そういった訪問の際のマナーをしっかりと学んでいただきます。訪問する前にチェックをしておくこと、事前準備の重要性、訪問時の流れ等について、イメージが沸くように細かくご説明します。

Ⅱ.来客のマナー

お客様が自社にいらっしゃったときに失礼な応対をしてしまうと、自分自身のみならず、自社の信頼性が損なわれてしまう恐れがあります。最悪のケースでは、それまでうまくいっていたプロジェクトが台無しになり大きな損害が発生・・・といった事態にもなりかねません。ここではお客様がいらした際の応対について学んでいただきます。お茶の入れ方、お茶の出し方といった基本的な内容から、応接室、会議室、エレベーター等での席次のルールについても学んでいただきます。これらのマナーについては、ただ型をお伝えするのみでなく、その意味についてもしっかりと説明することで、現場で応用を利かせられるようになっていただきます。

Ⅲ.ロールプレイング

訪問のマナー・来客のマナーを学んだら、ロールプレイングを行います。訪問する側・来客応対する側に分かれて、実際に試してみていただきます。講義を聞いてわかったつもりになっていても、やってみると意外にうまくできないということはよくあります。現場に戻ってからもすぐに実践ができるよう、ロールプレイングを徹底的に行うことで、「知っている」状態ではなく「できる」状態に到達していただきます。

■カリキュラム詳細

■来客・訪問のマナー~新入社員研修~

 

Ⅰ.訪問

1.訪問の3つの基本チェック

・身だしなみを整える ・下調べをしておく ・必要なものを準備する

2.訪問の事前準備

3.訪問の流れ

・受付→案内→入室→本題→退出

 

Ⅱ.来客対応

1.来客対応のポイント

2.お茶出しのマナー

・お茶の入れ方 ・お茶の出し方

3.席次、席順にこめられたおもてなしの心、席次・席順の意味

・応接室での席次 ・席順の例 ・会議室 ・飛行機、列車 ・エレベーター

 

Ⅲ.ロールプレイング

~訪問する人、来客応対する人に分かれて、ロールプレイングを行います。

 

※常にプログラムの改良を行っているため、内容は若干変更になる可能性があります。

■受講者の声

・お客様を案内する際の立ち位置やお茶出しのマナー、上座・下座などについて、正しいやり方はありますが、最も大切なのは、お客様の気持ちに寄り添って、気遣うことであると学びました。来客・訪問のマナーに関する知識をしっかりと持っておいた上で、状況に応じて臨機応変に対応することを心がけたいと思います。

 

 

・来客・訪問のマナーでは、まずは最低限のルールや言葉、姿勢を覚えるということを意識したいと思う。ただ先生がおっしゃっていたように、丁寧すぎてもお客様との間に壁を作ってしまうため、相手に合わせて臨機応変に行動していく必要性があると学んだ。

 

・上座、下座などについて学んできたが、ただ暗記して覚えるのではなく、本日学んだことを、その場その場で臨機応変に使っていくことを意識していきたい。

 

・実体験を多く例に出してくださり、とてもわかりやすかったです。

 

 

・お茶の出し方について、柄がお客様に見えるようにするなどの細かい配慮ができるか否かで、その人だけでなく会社の評価も左右されてしまうということを認識できました。どのような場面でも、自分が会社を代表しているという自覚を持つことを徹底致します。

 

 

・本日学んだことは、すべて会社の評価に直結するものであり、一方で教養でもあります。そのため復習をして、実戦で使えるよう努めていきます。

 

 

 

 

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