新入社員が持つお客様感覚をなくし、主体的な社員に育てる方法を教えます!

動画概要

・新入社員の「お客様化」の背景

なぜ、お客様気分の新入社員が増えているのか、

背景についておさらいします。

 

・お客様気分を抜けさせる為に

新人のマインドセットする上で、

入社直後に伝える内容が今後の会社での基礎態度に大きく影響します。

お客様感覚を失くす為に新入社員へかけるべき言葉とは!?

 

・必要以上の声かけの弊害!?

自立できる新人を育成するにあたって、

必要以上の声かけは成長スピードを妨げる原因にもなりかねません。

必要な声かけ、不要な声かけについてご紹介いたします!

 

・新入社員を勇気付ける

日々の指導の中でも、主体的に動きたくなるような声かけ、指導法があります。

褒め方・しかり方、報連相の場面について活用ができる接し方をご紹介します!

 

  

動画内容

 (弊社代表 宮脇: )

皆さんこんにちはセールスアカデミーの宮脇です。

 

今回は新入社員がお客様感覚を持っているわけですが、

そのお客様感覚をいかになくさせるか、というその具体的な指導方法をお伝えします。

 

最後までご視聴いただけると、

どのような働きかけをすれば新入社員がお客様感覚をなくすのか、

この辺りがご理解いただけると思います。

 

是非最後まで見て戴きたいですしチャンネル登録もよろしくお願い致します。

 

 

 

そもそもなぜ新入社員がお客様感覚で入社してしまうのか。

少しだけ前回の振り返りを致します。

 

それはここ数年売り手市場であり、会社を選ぶ立場にあったからです。

入社前、いろんな会社から内定をもらうわけです。

 

「どちらの会社に入ろうかな?」

 

このような選ぶ立場、つまりお客様の感覚を持ったまま仕事をすると

大変なことになるわけです。

 

ではどうすればいいか。

 

4月1日の9:00が入社日入社時間だとすると、

この時点でお客様感覚をなくさせるということです。

 

もうはっきりと言ってください

「3月31日まで昨日までは皆さんお客様でした、

ただ入社した以上は皆さんはお客様ではありません。

皆さんが会社や上司お客様を評価する立場にはもうないんですよ。」

 

「逆に上司先輩や経営者から、あるいはお客様から

評価される立場に変わったんですよ」

 

というのを冒頭でしっかり伝えて欲しいです。

早い段階でできれば初日あるいは最初の一週間で

1ヶ月でしっかり伝えて欲しいんですね。

 

その後、数週間から数ヶ月経った時によくある指導で

一般的には良さそうに見えて、本当はしない方がいいということがあります。

 

 

 

それが必要以上の声かけなんですね。声かけの弊害というものがあります。

どういうことかといいますと

 

例えば新入社員に「最近どう?」とか「何か困ったことないか?」とか

「〇〇会社さんの営業どうだった?」という風に、

こちらから必要以上に声をかけて聞いていくことなんですね

 

新人にあるあるなんですけれども

お客様のメールに返信忘れてしまう。

 

また、返信漏れしてるよとその時上司や先輩が

「〇〇会社さんのメール返信しておいてね」や「返信した?」

という風に確認するんです。

 

この声かけをすればするほど、

声をかけてもらえないと動けない人材が量産されるんですね。

 

これは非常に良くありません。

報告連絡相談もそうです。

 

「今日どうだった?」

これを上司先輩から聞きに行っているんですね。

 

そうすると新人はどうなるか。

上司先輩が聞いてくるまで待ってようと、受け身になってしまうんです。

 

しかし、本来は違いますよね。

報告連絡相談というものは、部下から上司にするものです。

 

これをなかなかしないからと言って、

上司から部下に降りていくんです。

これは非常に良くありません。

 

声かけをしていい時というのは、

「メンタル面が不調になっていそうな時」

あるいは「何か困っていそうな時」や「だんだん顔色が悪くなっていった」、

そのような時はメンタルのケアとしては声かけをして欲しいんです。

 

ただ普段の業務としての声かけというのは最小限にする必要があります。

メールの送信漏れも同様です。

 

メールの送信漏れをする時というのは、

そもそも送信漏れを防ぐ仕組みができていないんですね。

 

その仕組みの一つが、

上司である皆さんの声かけになってしまうわけです。

 

ですから皆さん上司がいなければ、

ずっとメールの送信漏れが防げないんです。

 

そうではなく、

二度とメールの送信漏れをしないためには何ができる?と本人に考えさせるわけです。

本人が答えを出せるかもしれません。それがベストです。

 

ところが、新入社員さんはスキルが低い、

あるいは知識がまだ息していますから、

どうしたらいいんだろうということで解決策が出ない時もあります。

 

その時は皆様が一つの例として、

「私はこういう風にしているよ」ということで、

具体的なアドバイスをしてあげてください。

 

いい意味での恐怖感を与えるということです

 

「社会人になっているんですから自己責任です。」

「メールの返信漏れをしてお客様からクレームをもらったら責任取れないですよ」

「あなたがそこはしっかりやらないといけませんよ。」

 

このようなことをしっかりと伝えて頂きたいんです。

 

 

 

ただ叱るだけだと今の若い人は駄目です。

褒めることもしっかりしないといけません。

言われる勇気づけということなんですね。

 

勇気を与える勇気づけをする。

その具体的な手段が褒めるか叱るなんです。

褒めるのも勇気づけをするために褒めるんです。

 

叱るのも本人に勇気を出させるために叱ってあげるんです。

ですから注意だけでは不足することがあるわけです。

 

例えば、

 

「メールの返信漏れをしているけど

あなたはそんなレベルではないと思っているよ。

もっともっと高い水準の仕事ができると私は信じてるよ。

もう早くこんな段階はクリアしようよ。」

 

こう言われるのと

 

「全くメールの返信漏れいつまでやってるんだ。だらしないな。」

 

同じような事を言ってるんですけれども、

全然捉え方が違いますよね。

 

ここはやはり相手がどう感じるか、新入社員さんは不安なんです。

表面上あるいは表情態度とは全然違う心理になっていることがありますから、

ぜひ、注意深く見てあげてとはいえ声かけは最小限に抑えるということを、

実践していただくと良いと思います。

 

今日の動画では

①声かけのポイント

②お客様扱いをしない

③お客様感覚を抜けさせるためにどうするべきだ

 

ということをお伝えしました。

 

次回の動画では

タイプ別にどう接していけばいいのかをお伝えします。

 

いろんなタイプがありますけれどもそれを四つに分類して

タイプ別にどう関われば良いか、

この方法についてお伝えしたいと思います

 

是非次回も見て頂きたいですし、

そしてチャンネル登録も宜しくお願い致します。