新人にありがちな間違った敬語の使い方と、効果的な指導方法を教えます!

動画概要

今回も前回に引き続き、セールスアカデミー代表の宮脇とマナー講師の大江とで

「新人にありがちな敬語の間違え」についてお伝え致します!

 

下記の3つのテーマについてお伝えさせて頂きます!

 

1. 新人のありがちな敬語の間違い

2. ビジネスに不適切な敬語を直してもらうための指導法とは?

3. 指摘をしても直らない新人との接し方、指導の仕方

 

動画内容

 (弊社代表 宮脇:)

 

 今回も、前回に引き続き、

弊社でマナー講師をしている大江さんに来てもらってます。

よろしくお願いします。

 

今回は、新人の敬語とか言葉遣いですね。

これについて、このテーマでディスカッションしたいと思うんですが、

 

どうでしょうか、新入社員研修で敬語や言葉遣いも教えていると思いますが、

そこでよくある間違った言葉遣いや、敬語などはあるでしょうか?

 

大江:そうですね。まず皆さん自己紹介していただく時に、

   「自分は」と言ってしまう方は、多いのかなと思います。

 

そうですよね。

本来は「私はこうです」とか、「私は〇〇です」と言うところを、

「自分は」と、これ男性が多いですよね。

 

この「自分は」が癖になっている方が多いことをある人事の方に聞くと、

 

「大阪では、自分っていうのはね、あなたのことを指す」

 

と言ってましてね、「自分」と言うのは私じゃなくて相手のことを指す、

そういった誤解もありますから、「自分は」ではなくて

正しい敬語を「私は」と使って欲しいんですが、それ以外はどうですか?

他にどういうものがありますか?

 

大江:そうですね。それ以外としては「~の方は」という言い方ですね。

   「私どもの会社の方は」という風に、間違って使っていらっしゃる方とか、

   もしくは、「~になります」という言葉ですね。

 

こちらも自然に使ってしまっている、

「バイト敬語」や「若者言葉」と言われたりするんですけれども、

そういったものも、新人の方は多い気が致します。

 

ではまず、そういった間違った、ビジネスとしては不適切な敬語を

使ってしまう新人に対して何か教えてあげるポイントや、

コツとかってどうなんでしょうか?

 

大江:そうですね。コツとしては、本当にまだまっさらな状態で、

   しっかりと正しい基本の敬語というのを学んでいただくのが、

   一番いいかなと思っています。

 

   「そもそも、それ間違っているよ」というところと、失礼にあたってしまうところ、

   敬語というのは相手を敬う、もしくは相手をおもてなす、

   そういった気持ちがありますので、そういう(無礼な)気持ちがなくても

   間違って使ってしまうと、対等に話してしまっている形になり、

   結果すごく失礼にあたってしまいますので、

   そこは本当に最初だからこそ、しっかりと基本のところを押さえていただくのは

   非常に重要だと思っております。

 

そうですね。最初にまずしっかり基礎を学んで、

今の若い方って、正解を知りたがりますよね。

 

なので悪気があって、間違った敬語を使っているわけではなく、

無意識で使っています。

 

では何が正解なのか。

最近思うんですけど、都度都度指摘するよりも、

最初に完成形といいますか、全貌をちゃんと伝えて、

その上で指導する方が成長が速いし、

本人たちもストレスが少ないんじゃないかなって感じますよね。

 

例えば、よくある私たちのお客様の上司から出る悩みとして、

 

指導してもなかなか変われない、直らない、

何回も「自分は」(という敬語を)ずっと続けてしまったりとか、

 

「〇〇の方」とか、あるいは「了解です」とか、

そういうのを一度指導したんだけど、また使ってしまう。

 

こういった、なかなか変化できない新人には、

どんなアドバイスとか、どんな関わり方、指導をしたら

良かったりするんでしょうか?

 

 

大江:そうですね。まずは敬語をたくさん使ってもらう中で、

   結構間違っているなというところを、上司の方が気付かれたのであれば、

   気になるまず一つですね。

 

   一つから伝えてまずこれだけ、今週の目標として直していこうとか、

   そういった形で一つずつステップアップしていただくと、

   いいのかなと思っています。

 

   あとはやはり、日々習慣にするためには、「意識します」だけではなく、

   何か書くであったりとか、よくあるのがデスクトップの横に付箋を貼って、

   今週はこの言葉、そしてできたらそれを剥がして、また次の言葉ということで、

   やはり意識するだけではなく、行動が変わるような仕組みというのも、

   大切かなと思っております。

 

確かに上司からすると、新人のできてないことがたくさん見えるわけですけど、

それをいくつも一気に改善させようとするのではなく、

ひとつに絞るっていうことですね。

 

これが一つ大きなポイントかもしれませんね。

あれこれ言いたいところはあるけれども、

一旦それを抑えて今週はこの一つに絞ろう!

といった指導が、新人のレベルアップの近道かもしれませんね。

 

今回は言葉遣いや敬語というテーマで、お話しさせていただきました。

 

次回は、第一印象というところですね。

マナーの重要な部分なんですけども、第一印象の作り方ですね。

 

これについてまた、お話をしてもらいたいと思います。

ぜひ次回も、この番組を見ていただきたいと思います。

 

チャンネル登録もよろしくお願い致します。