【新人研修・ゲスト対談】

共感、できていますか?

動画概要

今回は、セールスアカデミーのパートナー講師である幸松先生をお呼びし、

毎年300名程の新人育成に携わっているビジネスマナー講師の視点から、

新人教育の際に心がけている点についてお伝え致します!

 

下記の3つのテーマについてお伝えさせて頂きます!

 

1. ビジネスマナーを伝えする際に重要視している点

2. 研修に前向きでない方への接し方

3. 悩んでいる、辞めたいと感じている部下との接し方

 

動画内容

 (弊社代表 宮脇:)

 

 

今日は、我が社のパートナー講師である幸松先生に来ていただきました。

宜しくお願いします。

 

幸松先生よろしければ少し、

自己紹介をしていただいてよろしいでしょうか。

 

 

幸松先生:

「はい、ありがとうございます。

 

皆さん初めまして、こんにちは。

セールスアカデミーでパートナー講師をしております、

幸松由紀と申します。

 

現在ビジネスマナーと、またキャリアコンサルタントとして、

キャリアデザインなどの研修をさせていただいております。」

 

 

よろしくお願いいたします。

まず幸松先生にお聞きしたいなと思っていますのが、

毎年200~300人の新入社員さんに対して、

研修していただいておりますけれども、

 

ビジネスマナー、あるいは社会人の心得をお伝えいただく際に、

幸松先生が一番重要視しているといいますか、

意識していることというのは、どんなことがありますでしょうか?

 

 

幸松先生:

「はい、やはり学生から社会人の切り替えが、

いかにこの時期にできるかどうかというその視点でお伝えをするんですけれども、

 

毎回、研修の前に皆さんに案内するのが、

社会人というのは、社会の役に立ててはじめて社会人だということをお伝えするので、

では今の皆さんの立場で、どのような行動、役割が役に立つのか、

どう貢献できるのかという、その視点でしっかりと研修を受けてくださいと、

もちろん会社でもどのように貢献できるかというように

仕事をしてくださいとお伝えしているので、そこの一点かなと思っております。」

 

 

ありがとうございます。

 

新入社員さんってたくさんいろんな個性があって、

おとなしい人もいれば、ちょっと反発的な人もいたりとか、

尖った人もいれば、口数が少ない方もいるわけですけれども、

 

何かこういろんな人がいる中で、なかなか響いてないなっていう時とか

ちゃんと集中してないなとかそういう受講者に対してはどう感じたり、

どう働きかけしたりされてるんでしょうか?

 

幸松先生:

「はい、確かに全員が全員前向きではない、

ほとんどの方は前向きに受けてくださってるんですけれども、

中にはなかなか自分の気持ちとかを出せない方もいらっしゃるんですね。

 

なのでその人のリミッターになってるというか、

何が思いっきりできないのかなっていうのは、その方の話を聞くようにしてます。」

 

 

そこになにかのリミッターが、あるんじゃないかと

それが見えたら外す、お手伝いをするといいますか。

 

 

幸松先生:

「そうですね。

前回少しあったんですけれども、やはりその就活をする中で

なかなかクリアにできてなかった方もいらっしゃるので、

そこに関してお伝えすると、がらっと変わって研修を受けてくださったりもされますね。」

 

 

あと、いろんな会社の現場で起きてることとして、

入社後のギャップで例えば三か月後とか半年後とか、

あるいは一年ぐらい経つ頃に自分はこの仕事向いてないんじゃないかなということで、

辞めたくなるような新人がいたりするわけですけれども、

 

そのような時に、上司先輩がどう新人に声をかけてあげたりとか、

向き合っていってあげたらいいかっていうのは、

キャリアコンサルタントのお立場からして、アドバイスをするとしたらどうでしょうか?

 

 

幸松先生:

「そうですね。

もし、今何か悩んでることがあったとするならば、

その部下後輩が何かを見たり聞いたり、自分の価値観に合わないものを

見たり聞いたりしたはずなんですね。

 

なので、何があったのか。

なんでそう思うのかということをまず聞いてあげるということが、

大事だと思っています。

 

そこで一度気持ちを聞いた上で、

それに対してしっかりと共感をして、

そしてどのようにやっていきたいのかということを尋ねていく。

 

そんな関わりがいいのかなと思っています。」

 

 

ありがとうございます。

そうですね。

 

なにか価値観に合わないことが起きたり見たり、

聞いたりしてしまったのでということですね。

 

ちなみに今「共感してあげる」という言葉がありましたけども、

なかなか、例えば40代 50代 60代の方で、

共感をなかなかしてくれない上の人たちも、世の中にはいたりするわけですけども、

 

そういう方に対して、アドバイスするとしたら、

どんな共感の仕方をしてあげたらいいんでしょうか?

 

 

幸松先生:

「難しいですね。

そうですね。まずは共感って、何を共感というのかというと、

その人が大事にしてるものに対してそうだったんだねって、そう感じたんだねっていうのが、

それが共感と私は理解しているので、

 

そんなことを言うなとか思うなとかじゃなくて、

 

「そうだったんだね」と

 

まずそこに共感をするということをやっていけば、

共感はしやすいかなと思います。」

 

 

まずは「そうだったんだね」と、認めてあげるということですね。

そこがやはり信頼関係を築く、第一歩ということですね。

ありがとうございます。

 

今回、共感っていう言葉で、

最後、非常に私の中でも強く残りました。

 

今の新入社員さんを、指導すると非常に大変なんですけれども、

是非、新入社員さんの思いを聞いてあげる。

 

そして共感する、これらが一つ、

新人育成のポイントなんじゃないかと、今日は感じました。

 

大変私も勉強になりました。ありがとうございます

 

今回は幸松先生に マナーそれから

キャリアコンサルタントのお立場からいろんな話をしていただきました。

 

次回もまた ゲスト講師をお呼びしたいと思っております。

 

ぜひ次回もこの番組を見ていただきたいと思いますし、

チャンネル登録がまだの方は、ぜひお願い致します。