【新人研修】2022年の新入社員の特徴をお話しします!【部下育成】

動画概要

2015年以降、総計2000名以上の新入社員と接してきました実績をもとに、

2022年度入社の新入社員の特徴をお伝え致します!

 

お伝えする内容

・同期同士仲が良いことのメリット・デメリット

・「知っていること」「出来ること」の違い

・目線をあわせられない新入社員

 

動画内容

 (弊社代表 宮脇:)

 

今回は2022年の新入社員さんの傾向について、

お伝えしたいと思います。

 

私どもセールスアカデミーは、

3月の中旬から6月にかけて約500名の新入社員さんと接します。

 

短い場合ですと一日二日。

長い人ですと23日間、朝から夕方まで接します。

 

これで今年の傾向、

新入社員さんの傾向というのが非常に見えてきます。

この2022年版を、今日はお伝えしたいと思います。

 

 

 

今回、新入社員研修をしてまず感じたこと。

良い点としては、2022年入社の新入社員さんはとても素直です。

言われたことを、すっとやります。

 

何か反発的な態度を取る、反抗的な態度を取る、

こういった方はいませんでした。

 

そして礼儀正しさもあります。

しっかりお礼が言える。

 

こういったところも素晴らしいと思います

 

それから、同期同士仲が良い。

これが今年とても特徴的でした。

 

昨年までも同期同士で仲が良いというのは感じてたんですが、

今年はものすごく仲がいい。これが非常に目立っていました。

 

同期同士の仲が良いというところから、

良い面は何か落ち込んだ時、辛い時、こういう時に同期同士で支え合う、

こういった良さがあると思います。

 

ところが悪い方向に行ってしまうと

こういうことが起きるんです。

 

これは数年前に実際にあった例なんですが、

ある新入社員さんが会社に不満を持ち「辞めよう」と。

 

自分自身の人生ですから、

辞めるという選択肢、転職するという選択、

これは別に止めようがないと思います。

 

ところが、この辞めようと決めた新入社員さんが同期に対して、

 

「うちの会社って、こういうところよくないよね」

「一緒に辞めないか?」

 

と辞めることを誘って、結果的に同時に辞めてしまった。

このようなことがありました。

 

確かにこの誘われた人も、

何かしらの不満や考えがあってやめたと思うんですが。

 

でも、もし誘いがなければ、

なんとか踏ん張っていた可能性もあるわけですね。

自分の人生は自分で責任を取る。

 

このようなことを、

日々の指導でも伝えていく必要があるんじゃないかなと思います。

 

それから、今年の新入社員さんで感じたのは、

「知ってる」というふうに勘違いしてしまう人が多いです。

 

非常に印象的だったのが、

マナー研修を実施した日のことです。

 

毎日、私どもは研修の終了時に、

「振り返りシート」というのを書いていただきます。

 

今日学んだこと、気づいたこと、

マナー研修を受けた日の振り返りシートで、

 

「本日の研修内容は全て知ってることでした」

 

と書いていた人がいたんですね。

そんなはずないだろう、と私は思いました。

なぜなら、研修内にはたくさんの内容・知識が盛り込まれているためです。

 

これは最近のYouTube、そしてGoogleの検索こういったものは、

ノウハウや知識を得る手段が非常に多いんですね。

 

それによって、「知ってる」「私できてる」

という風に勘違いしてしまう若手の方が

増えてきてるっていうのが一つ問題になってきています。

 

ぜひ皆様現場で、「知ってる」と勘違いしているのかな、

と感じる新入社員さんがいたら、一人でさせてみてください。

経験させるということです。

 

実際一人でやってみたら、おそらく上手くできないんです。

 

知ってることというのは、できていること。

できていないことは、知らないことと同じだという、

これが社会人・ビジネスでは求められるわけですね。

 

一人でさせてみて、失敗してもらい、

そして「知っていること」「できていること」この違い、

これを一致させるんだっていうことをしっかり認識させる。

 

そうするとようやく、

上司や先輩の話を真剣に聞くようになると思います。

 

 

それから、今年の新入社員さんで見えた傾向の一つが、

目線が合わせられないという人が昨年と比べて増えています。

 

研修中、私が説明しているときは、

ほとんどの人が私の方を見ています。

 

ところが、ずっと目線を合わせられない人がいました。

 

「〇〇さんはなぜ私の方を見てもらえないのですか?

 お客様との商談や上司との商談では、

 目を合わせる必要があると思うんです。」

 

このように聞いてみたらご本人は、

 

「言われて今初めて気付きました」

「全く意識してませんでした、申し訳ありません」

 

ということで、悪気がなく目線が合わされてなかったんですね。

 

その後、その人は私の目をしっかり見れるようになりました。

これはなぜなのかなと考えると、

 

2022年4月に入社した方、

大卒の方は大学3年生と4年生が

コロナによりオンライン授業がほとんどだったという方が多いんですね。

 

つまり目線を画面上で、合わせることってしないので、

そもそも目線を合わせるということに慣れていない。

そんな方々が出てきています。

 

もし皆様の部下・後輩が目線を合わせていないとすれば、

それは教えてあげてください。

 

悪気がないかもしれません。

ですが目線を合わせずに、お客様と商談をしたら致命的です。

 

当然、指導する側の上司や先輩の話も、

目線を合わせて聞いてほしいです。

 

もし目線を合わせていなかったら、

優しくその事実を、伝えてあげてほしいなと思います。

 

2022年の新入社員さんの傾向ですね、

まだまだたくさんございます。

 

もしご興味ある方は、セールスアカデミーでは

そういった情報を提供する無料セミナーを開催しております。

 

あるいはセミナーが開催されていない時期であれば、

ぜひセールスアカデミーのホームページ経由、あるいはお電話で

 

「YouTubeを見たんですが、もっと詳しく教えてください」

 

という感じでリクエストしていただければ、

私どものスタッフが2022年の傾向、

あるいは場合によっては2021年や2020年、

過去8年ほど、毎年300名から500名の

新入社員を育成しておりますのでお気軽に聞いていただきたいと思います。

 

本日もこの番組を見ていただきまして、

誠にありがとうございます。

 

次回は、4つのタイプ分析。

 

コントローラー・プロモーター

サポーター・アナライザーというこの4つのタイプに関して、

 

「コントローラー」

 

このタイプに対する

育成のコツについてお伝えしたいと思います。

 

ぜひ次回もご覧いただきたいと思います。

そしてチャンネル登録まだの方は、是非お願い致します。