【4つのタイプ別診断】アナライザータイプの育成方法をお伝えします!

動画概要

私どもが推奨している、

「コントローラー」「プロモーター」「サポーター」「アナライザー」

という4つのタイプ診断の中から、アナライザータイプの育成方法をお伝え致します。

 

お伝えする内容

・アナライザータイプの特徴

・慎重派ゆえに、業務、営業において気を付けるべきこと

・質問をした際の注意点

 

動画内容

 (弊社代表 宮脇:)

 

今回も4つのタイプについて解説いたします。

今回はアナライザータイプです。

 

すでに他の回で、コントローラー・プロモーター・サポーターについて

解説しておりますので、このあたりが気になる方は、

ぜひ、そちらも見ていただくといいかなと思います。

 

本日は最後の4つ目のタイプ、

アナライザーについての解説です。

 

アナライザーというのは、

「アナライズ」という言葉の通り、

分析形なんですね。

 

冷静沈着、慎重派、

「とりあえずやってみるか」なんていうお気軽なことはしません。

 

何かを始めるにしても、情報を集め、分析し、

計画を立ててから実行に移します。

 

このタイプのいいところは、

一度決めた仕事、一度やると決まったことは、

粘り強くずっとやり続ける。

 

そのような、堅実な仕事ぶりがとてもいいです。

 

アナライザータイプは情報を集めたり分析する、

こういったことも得意なので、

細かな作業とか、このあたりもどんどん振っていくと、

いい仕事を返してくれるんじゃないかなと思います。

 

弱点としては、

慎重派がゆえに第一歩を踏み出すのが遅くなる人がいます。

 

上司が例えば「この仕事をやろう」と言った時に、

なかなか動かない。

 

そうすると「やる気がないのかな?」とか、

「私の指示を聞くつもりがないのかな?」と、

勘違いしてしまいがちなんですけれども、

そうではないんですね。

 

考えているんです。

 

「どうやってやったらうまく行くかな」と、

もし皆様が見て、そろそろ動いてほしいなと感じましたら、

 

「よく分からないかもしれないけど、このやり方でやってみよう」

 

という風に、背中を押してもらう必要があるかもしれません。

 

慎重がゆえに第一歩が遅い、

初動が遅くなることがありますので気をつけてほしいです。

 

それから慎重派がゆえに、人との関係も慎重になりがちです。

無表情になる方が多いです。

 

無表情だと例えば営業ですと、

お客様と仲良くなるのが遅くなったりします。

 

営業職の新入社員さんで、アナライザータイプであれば、

商談中は笑顔を意識するように教育した方がいいです。

 

それから慎重派がゆえに、

自分の話をしなかったりします。

 

これは「自己開示」と言われるものなんですが、

聞かれもしないのに自分の話をするというのが「自己開示」なんですね。

 

自分の考え方とか生い立ちとか、経験とか経歴とか、

これを話すと相手も同じような話を仕返してくる、

「自己開示の法則」というのがあるんですが、

相手が心を開いてくれるんですね。

 

何者か分からない人に、

あまり話をしたくないですよね。

 

ですから、相手に信頼していただくために、心を開いてもらうために、

まず自ら開いていく、開示していくというのがあります。

 

これをアナライザータイプは、

やらない人が多いです。

 

もし新入社員さん、あるいは部下・後輩で、

お客様と仲良くなるのが何か苦手だなと感じる人がいたら、

 

「笑顔を作ろう」

 

「自分の話を少ししてみなさい」

 

とアドバイスすると、

関係性がぐっと良くなることがあります。

 

そしてアナライザータイプの日々の指導なんですけれども、

無表情の人が多いので、何を考えてるのか分かりづらいんですね。

 

何かつまらないのかなとか、

怒ってるのかなとか、

あるいは楽しんでるのかな、このあたりがわかりません。

 

ですから、表情から読み取らない方がいいです。

もう言葉で聞いた方がいいです。

 

「今どう思ってる?」とか、

「どう感じた?」というように言葉で聞いてください。

 

そうすると、皆様が想像していたのと、

全く違う感想を言い始めることがあります。

 

つまらないのかなと思って聞いたら、

「ものすごく楽しいですね」とか「面白いですね」ということが

実際に私もありました。

 

言葉で確認するというのがポイントです。

 

それから、アナライザータイプの新人・部下に、

「この件についてはどう思う?」と意見を聞いた時に、

すぐ返ってこないことがあります。

 

「例えばこの件についてどう思う?」

 

と聞いて、5秒10秒沈黙だったら、

上司は「何もアイデアがないのかな」

「何も考えてないんだな」と思って諦めて、

自分の意見をかぶせに行ってしまうんですね。

 

これは非常にもったいないです。

アナライザータイプは、質問したら考えてるんです。

 

そして中途半端なことは言いたくないので、言葉も選んでます。

少し辛抱強く待っておく必要があるんですね。

 

実際に私もアナライザータイプの部下に対して、

以前は言葉をかぶせていたことがありました。

 

ところが「いや待ったほうがいいな」というのに気付いて、

「これについてはどう思う?」と聞いて30秒や1分、

長ければ2分ぐらいずっと沈黙で待っていることがありました。

 

でも出てくるんです。

 

ぜひ皆様、これはアナライザータイプだけではなくて、

他のタイプに対しても同じなんですが、

もし質問して意見を求めたら、

出てくるまでじっと我慢して聞いてみてください。

 

そうすると、必ず何か言ってきます。

それまで辛抱強く、待っていただきたいと思います。

 

本日はアナライザータイプの、

育成のポイントについてお伝えしました。

 

 

コントローラー・プロモーター・サポーター・アナライザー

この4つの中で、

 

コントローラとサポーターが、真逆のタイプ。

プロモーターとアナライザーが、真逆のタイプです。

 

もし皆様がアナライザーで、

部下がアナライザーであれば、

自分が心地よいコミュニケーションの取り方をすれば大丈夫です。

 

ところが逆の、もし皆様がプロモーターで、

部下がアナライザーだと、ご自身が気持ちよい

コミュニケーションの取り方をすると、

アナライザータイプには、通用しないということがあります。

 

大事なのは、

自分と人は違うということですね。

 

ですからこのタイプは、どういうタイプなんだろうか。

 

どういうコミュニケションを取ると

動きやすい、共感してもらいやすいのか。

 

これを考えるっていうのが、第一歩だと思います。

 

是非ですね、

この4つのタイプを意識して、

実践していただきたいと思います。

 

 

今回は4つのタイプについて、お伝えしました。

 

次回も新入社員の育成に関するノウハウ、

考え方についてご紹介したいと思います。

 

ぜひ次回もご覧ください。

 

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