新入社員を全員で育てると起こる弊害とは?その対策方法も教えます!

動画概要

・実際に起こった、全員で新人を育てることでの弊害

弊社セールスアカデミーで実際にあった事例をもとに、

全員で新人を育てることの弊害についてご紹介致します。

 

・誰が褒め、誰が新人をしかるべきなのか?

全員で育てることが難しいのであれば、誰が新人を褒め、しかるべきか。

新入社員が混乱しないようなコミュニュケーションについてご紹介します!

  

動画内容

 (弊社代表 宮脇: )

 

今回は新入社員をみんなで育てることの弊害についてお伝えしたいと思います。

 

よく「新入社員をみんなで育てよう」といったような会社があります。

悪いことではないんですが、気を付けるべき点がことがあるということを、

お話ししたいと思います。

 

私どもの会社の失敗談です。

 

数年前、新入社員が入りました。

以前は私が直接教えるということが多かったですが、

 

そうすると私と新入社員だけの関係が強くなり、

他の社員との関係がちょっと希薄になっていた時期がありました。

 

そこで「全員が新入社員を育てていく」「こういった意識を持つべきだ」

「みんなで関わっていこう」ということで、私は全社員に号令をかけたんです。

 

この意識は別に、悪い話ではないですよね。

新入社員がせっかく入ってきたんですから。

「大切に育てたい」誰もが思っているはずです。

私もそう思っていました

 

ただみんなが育てるとどういうことが起きるか。

これは実話で、その当時いた新入社員に本当に申し訳ないなと感じております。

 

あるAさんが新入社員で入りました。

そしてAさんが何かミスをしたとします。

 

そうするとある先輩がこれはだめだよ、としかるわけです。

別の日にまた同じようなミスをしました。

そしたらその現場を見てた別の上司が、先輩が指導するんです。

 

同じ一つの事柄に対して

別々の人から叱られた例です。

 

新入社員からすると、それはきついですよね。 

もうある意味ボコボコにされているような感じです。

 

個々でどんな指導をしたかというのを、共有できていなかったのです。

同じような事を何回も言われるのは、新入社員からしたら辛いですよね。

 

ですから何か指導指摘をしたら、共有するということが必要だと思います。

「同じような事を、何回も何回も別の人が叱らない」

 

これが一つあると思います。

 

そして褒める時も注意が必要なんです。

色々な人がたくさん褒めて良いのではないか、という気もしますが、

 

例えば、新入社員のAさんの直属の上司がBさんだったとします。

 

Bさんは新入社員のAさんに

この時期は厳しく指導した方がいいと、厳しく指導した方が本人のためになると思って

あまり褒めてなかったとします。意図的にです。

 

ところが他の上司先輩が

この新入社員のAさんをたくさん褒めたとします。

 

「さすがだね、素晴らしいね」

 

そうすると新入社員のAさんはどうでしょうか。

直属の上司のBさんは全然私を褒めてくれないけど、

でも他の先輩たちは、他の上司は褒めてくれてる。

 

私はできてるんじゃないか

上司のBさんは、なんなんだ!となるわけです。

 

これがですね、

新入社員の育成が難しくなる一つの要素なんです。

 

ですから褒めるにしても

直属の上司にこのようなことを褒めたよとか

そういうのを共有した方がいいです。

 

あるいは今は褒める時期ではないと判断したら

その直属の上司が他の方に、

今を褒める時期ではないので少し控えて下さい。

 

このように共有することが大切です。

こう考えると非常にみんなで育てるということが、

難しいんじゃないかなということを感じると思います。

 

やりすぎるともちろん関係が全然なくなり、

会話がない職場になってしまいますので良くないのですが、

 

新入社員が混乱しないためにも、

叱るのはやはりなるべく直属の上司、褒めるのも直属の上司が無難だと思います。

 

もし他の人が褒める叱る時も、少なくとも共有をする。

どんな指導したよ、どんなことを褒めたよというのを共有して下さい。

 

これによってコミュニケーションが増え、

新人が階段を登って行けるようになると思います。

 

我が社も失敗しました。

 

多くの会社で

こういったことが起きているんじゃないかなと思います。

 

みんなで育てるというのは一旦置いて、

一人が育てるという事に戻っていただくのも、

一つの方法ではないかという風に思います。

 

今回はですね「みんなで育てること」、

これは意外と課題もありますよということ話をしました。

 

次回の動画では、4つのタイプ別指導の「サポータータイプ」に関する指導方法を、

具体的にお伝えしたいと思います

 

第3回目の動画で、

四つのタイプ診断というのを伝えしました。

 

その動画を見た視聴者から

もう少し具体的に、特にサポーターの指導方法が難しそうなので

教えてほしいというそんなリクエストを頂きました。

 

次回は4つのタイプタイプ診断の

サポーターに対する指導方法について

詳しく解説したいと思います。

 

是非、次回の動画も見ていただきたいと思います!

そしてチャンネル登録もまだよろしくお願いします!