営業職を対象としたオンラインの新入社員研修。社会人としての心得やビジネスマナーから、営業に関する基本まで、3日間を通してしっかりと学んでいただきます。
営業職にとって、社会人としての基本的な考え方やマナーの基本を身につけることは不可欠です。1日目は、営業として押さえるべき社会人の心得や、営業マナー五原則、電話応対について学びます。
営業を行う上ではマインド・スキルの両面が必要となります。2日目は営業という仕事の本質的な役割や、お客様や社内の関係者と良い関係を築くためのコミュニケーションスキルを習得します。具体的には、相手の話を聞くヒアリング力と、自分の考えをしっかりと伝えるプレゼンスキルを学び、身につけていただきます。
商談を前進させるために必要なスキルを学んでいただきます。お客様は何に対してお金を支払っているのか?といった基本的な考え方を理解した上で、クロージングや応酬話法といった現場で使えるスキルを身につけていただきます。最後には研修の総まとめとして、講師との営業ロールプレイングに取り組み、よりレベルアップするためのフィードバックを行います。
本プログラムはオンラインで開催する内容です。そのため全国どこからでもご参加いただけます。新型コロナウイルス感染拡大の影響で対面で新入社員教育ができず、在宅ワークになったという企業様も、ご自宅より接続していただくことができます。
本研修の講師は、営業経験が豊富な株式会社セールスアカデミー講師が務めます。そのため営業活動において経験した挫折体験や苦労話を交えながら、営業現場で役立つ講義を行います。そのため受講者も、机上の空論ではないリアルな声として受け止めることができ、配属後にすぐに現場に役立てることができます。
「オンライン研修では受講者同士が交流できないのではないか」とご不安に思われるご担当者様もいらっしゃるかと思いますが、そんな心配はご無用です。本研修ではZoomを使用して進行しますが、オンライン上でもグループごとにワークやディスカッションができる仕組みをご用意しています。そのため新入社員同士で研修中に交流することが可能です。
オンライン(Zoom)全国どこからでもご参加可能!
※参加お申込み完了後、参加方法をご案内させていただきます。
■営業向け新入社員研修3日間
【1日目】
■営業として押さえてほしい社会人の心得
Ⅰ.会社のしくみ
~会社とは?
1.企業経営の2大目的
2.経営資源(経営の4要素)
3.会社組織とは
Ⅱ.新入社員に求められる意識と行動
1.職場で必要な7つの意識
2.新入社員に求められる行動
・仕事の取り組み方 ・職場のルールを守る ・社会人としてのマナーを徹底的に身につける ・自己管理 ・職場で良好なコミュニケーションを築く
3.職場におけるコミュニケーション(報告・連絡・相談)
・命令、指示を受けるときの流れ ・報告の仕方
■営業マナー
Ⅲ.マナーとは?
1.マナーの心得
2.営業マナー5原則とは
・表情=笑顔、身だしなみ、あいさつ、言葉遣い、態度
Ⅳ.第一印象の重要性
~「もう一度会いたい」と思われるために
1.第一印象とは?
2.第一印象の構成要素
※第一印象は○○以内で決まる
Ⅴ.好感をもたれる「マナー五原則」
1.表情=笑顔 ・笑顔の効果
2.身だしなみ ・おしゃれと身だしなみの違い ・身だしなみのポイント ・セルフチェック
3.あいさつ・なぜ、あいさつが必要なのか? ・好感がもてる挨拶のポイント ・お辞儀の種類と言葉
4.言葉遣い ・正しい敬語を身につけて使い分ける ・敬語の量と質 ・クッション言葉
5.態度 ・良好なコミュニケーションを築くために必要な三要素 ・名刺交換
■電話応対
Ⅵ.電話応対の基本
1.これまでに受けた電話応対について 2.好感度の高い電話応対に共通するものとは?
3.非対面型コミュニケーションにおいて意識すべきこと 4.電話応対五原則の徹底
5.好感度がアップする 6.相手のニーズをキャッチするための聴き方
Ⅶ.電話応対フロー(電話を受ける、取り次ぐ、かける)
1.電話を受ける
2.電話を取り次ぐ ・名指し人が在籍している場合の電話の取り次ぎ方 ・名指し人が不在もしくは電話に出られない場合の対応
3.電話をかける ・電話をかけたが、先方が不在だった場合の対応
Ⅷ.携帯電話の マナー
1.基本対応
2.携帯電話を使用する場合の注意点
【2日目】
■営業の仕事とは
Ⅰ.営業パーソンの役割とは?
~営業は、お客様と商品をつなぐコーディネート業
Ⅱ.営業力の構成要素
・性格面(マインド・雰囲気)・ヒアリング力 ・提案、プレゼン力 ・知識 ・経験
Ⅲ.営業スタイル
・説明マシン営業 ・説得営業 ・ヒアリング営業 ・コーチング営業 ・コンサルティング営業
Ⅳ.トップセールスパーソンが持っている考え方
・ヒアリング力が優れている ・giveを意識している ・達成意欲が強い
・お客様への貢献を第一と考えている ・社内の調整能力が高い
・納品してお客様に満足してもらうまでを営業の仕事だと認識している
・強引な売り込みをしない ・お客様とはパートナーだという認識を持っている
■聞くプロになる7つの法則
Ⅳ.コミュニケーションの割合は?
・「聞く」が〇%を占めている
Ⅴ.聞くプロになる7つの法則
1.質問と説明の割合は8対2
2.笑顔で聞く
3.聞いていることを表現する
4.自己開示
5.質問を複数用意しておく
6.尋問にならないよう注意!
7.突っ込んだ質問をする際のテクニック
■プレゼンの達人
Ⅵ.ビジネスにおけるコミュニケーションの目的とは
・自分の考えを理解してもらう→共感してもらう→行動に移してもらう
Ⅶ.コミュニケーションを阻害する5つの要素
・認識ギャップ ・論理ギャップ ・伝達ギャップ ・忘却ギャップ ・感情ギャップ
Ⅷ.プレゼン上達のポイント
1.説明シナリオ
[ワーク]初めて会う人に自分、会社について理解・共感してもらえるような内容を考える
2.迫力のあるプレゼン
・気持ちを込める ・元気よく ・声を大きく ・聞き手を巻き込む ・メッセージはシンプルに ・ジェスチャーは大きく ・具体例を出す
Ⅸ.理念・ミッションを伝える
1.理念・ミッションを伝えることで説得力を増す
・ミッションとは、会社が存在する理由、会社が社会から担う役割
2.ミッションを考える3ステップ
[ワーク]自社のミッションを考える
【3日目】
■提案基礎力
Ⅰ.お客様は何に対してお金を支払っているのか?
・機能 ・価格 ・情報 ・サービス ・評判、流行 ・人 ・場所 ・感動 ・イメージ
Ⅱ.絶対にしてはいけない提案方法
・押し売り ・自社商品ありきでの提案 ・過剰な営業 ・売りっぱなし ・安易な値引き ・自社、自社商品、他社、他社商品の悪口 ・ヒアリングする前の商品説明
Ⅲ.お客様の状況に合わせた提案を行う
・障害となっている課題・解決方法を洗い出す
・理想と現実についてお客様との間で確認し合う
・理想と現実のギャップを埋める論理展開
Ⅳ.営業パーソンは何を売っているのか?
・お客様に「解決策」を売っている ・魅力的な自社PR文を考えてみる
■クロージング・応酬話法
Ⅴ.クロージングとは
・最適なタイミングは、購入したい気持ちが7~8割程度になっていること
・事前に確認しておくべきこと ・クロージングもヒアリングが有効
Ⅵ.意思決定を迫る具体的な方法
・あえて緊張感のある場にする ・契約書を使う ・上司を連れていく
・いま意思決定するメリットを伝える ・いま意思決定しないデメリットを伝える
Ⅶ.応酬話法とは
1.お客様から否定的なことを言われた場合の切り返し
2.応酬話法7つのテクニック
・質問法 ・イエス・バット法Ⅰ ・イエス・バット法Ⅱ ・ブーメラン法 ・話題転換法 ・事例活用法 ・問題点解消法 ・資料活用法
[ワーク]自社のケースにあてはめ、お客様からのネガティブ発言とそれに対する切り返しトークを考える
■実践!営業ロールプレイング
※常にプログラムの改良を行っているため、内容は若干変更になる可能性があります。
本ページをご覧になった方は、下記ページについてもよく閲覧されています。