【新人研修】 モチベーションを上げるため間違っている言葉

動画概要

・今時の新入社員は、仕事や会社に何を求めているのか!?

新入社員の最近の傾向として、「給与を何に使うか」よりも、

「社会貢献」や「人に喜んでもらう」といった事を重視する方が多いです。

こういった考えを持つ方への声かけの方法をご紹介します!

 

・仕事の報酬とは?

給料だけではないことを、新入社員は気づいていない事が多々あります。

自身の仕事が周りにどうのように貢献が出来ているのか、

本人に考えさせることがモチベーション向上法の一つになります。

 

・上司や指導役は日々どのように接するべきなのか?

 新入社員へ見せるべき姿とは?

 部下のモチベーションを上げる為に、他人とのマイナスの比較は実は逆効果になります。

モチベーションを上げるために普段取るべきコミュニュケーション、

上司として見せるべき姿についてお伝え致します!

 

動画内容

 (弊社代表 宮脇:)

 

 

今回は新入社員のモチベーションを上げるために、

かけてる言葉・メッセージが実は間違っている。

あるいは逆効果になっている。

 

そんなお話をしたいと思います

 

40歳以上の方、私もそうなんですが、

気をつけて頂きたことが、

 

「もっと給料欲しいだろう。

 もっと給料上げて車買ったり、

 いい家を買ったり、いい洋服買ったり、海外旅行に行きたいだろう。

 だからみんなで頑張ろうよ」

 

このようなことを言う方がいます。

私もついつい言いそうになります。

 

でも、今の新人の方って、

そういうところに重きを置いてない方が、

ほとんどなんですね。

 

響かないです。

響かないどころか、シラーっとします。

 

新入社員さんに「どう働きたいか?」

いろんな方に聞いていると、

 

「世の中のためになりたい」

「社会に貢献したい、人のためになりたい」

 

このような純粋な気持ちで、会社を選んでいるんです。

ですから、モチベーションを上げようと思ったら、

そこに訴えかける必要があるんです。

 

例えば、

「今回のこの取り組み、お客様にとても喜んでもらえたと思うよ」

「もっと喜んでもらうためには何ができると思う?」

このように言うわけです。

 

あるいは、

「仕事の報酬に気付かせる」ということなんですね。

 

どんな報酬を得たのか

お金やモノ、これらでは満たされません。

そうではなく心の部分ですね。

 

自分の存在により、誰かが笑顔になってる。

ハッピーになってる。

 

仕事を頑張れば頑張るほど、

周りを幸せにしてるんだよという事に、

気付かせるという事なんです。

 

実際ビジネスというのは、人への貢献をする。

そういった活動ですよね。

 

経営層の方や管理職の方、

経験がある方はそれらがわかっています。

 

ところが、新人は意外とそこが分かっていない。

気づいていないことがあるんですね。

それで仕事に身が入らない。

 

もちろん、そういうことがわからなくても、

仕事に集中して欲しいです。

 

とはいえ人ですから、

あるいは、まだ経験が浅い新人ですから、

モチベーションをグッとあげるような、

そんな働きかけが必要だったりします。

 

また、モチベーションを上げよう、

あるいはやる気を出させようということで、

他の新入社員と比較するということがあったりします。

 

これも気をつけていただきたいんですね。

良くないのは、

「誰々さんはうまくできてるけど君はできてないぞ」

といったようにマイナスで比較するということです。

 

これはシュンとなりますし、

私は嫌われて、同期の誰々さんは好かれてるんだ。

 

このように誤解していきますから、

これもあまりお勧めできません。

 

新入社員の気持ちをぐっと上げるためには、

やはり日々会話をするということだと思うんですね。

 

話をするだけで、

ぐっと上向きになる人はたくさんいます。

 

そして会話をすることで、

「私はあなたのことをちゃんと見てるよ」

というメッセージになると思うんです。

 

一番良くないのは無関心だということですよね。

褒めもしない、叱りもしない、話もしない。

このような上司・先輩が非常に良くないと思います。

 

そうではなく日々話をし、褒め、そして時に叱る。

「私はあなたのことをしっかり見てる」

「大切にしている」

というメッセージだと思います。

 

そして何よりも私は、

上司・先輩が活き活きと働くことが、

いちばん新人へのモチベーションアップにつながると思います。

 

先輩・上司が楽しそうに、

あるいは活き活きと活動してたら、

 

「私もそうなりたい」

「なんとかこの上司に貢献したい」

 

と思いませんかね。

私も以前起業する前に、

非常に素晴らしい上司の下で働くことができたんですが、

その方は営業を本当に楽しそうにしてました。

 

そしてお客様から、ご発注を頂けたときの

その笑顔が今でも忘れません。

 

「仕事の面白さ」

これを伝えるのも上司の役割だと思います。

 

仕事の厳しさを伝えるのも役割なんですが、

それと同じぐらい

 

「仕事って面白いんだよ」

「仕事ってとても尊いんだよ」

 

これらをぜひ伝えて欲しいと思います。

 

本日は、

モチベーションを上げようと思って言っていることが、

実は間違ってたり、

あるいは逆効果になっているんじゃないか、というお話を致しました。

 

次回は、新人・部下との距離感をどうすればいいのか、

これについてお話ししたいと思います。

 

ぜひ次回もご覧ください。

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